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2002.2.18
はじめに・・・


これは、悟空が女になったら、という話です。
harumamaさんにチェックをうけたら、大丈夫みたいなのでここにもアップしました。
もちろん、あなたがおふざけが嫌いな人ならお帰りください。
そのほうがお互い、幸せに暮らせます。
自分の判断で読んで文句をいわれても,私は困ってしまいます。
私自身はかなり気に入っていますが(笑)
其一 邪悪な神龍とまぬけなピラフ



黒い星のドラゴンボールが輝いて、邪悪な神龍が現れたとき、その出来事は起こった。
誰も予想していなかったZの続編ZGが始まったのである。


天界。
悟空と、ウーブは固く固く握手をした。
とうとう、二人の修行が終わったのであった。

「ありがとうございました!!」
「うん、また戦おうなっ!」

大きく育ち、たくましくなったウーブ。
今一度、師匠である悟空を振り返り、満足そうな表情を浮かべ、
自分のすむ土地へと帰っていった。

「さあオラもけえるかなぁ。
世話になったな、デンデ、ミスターポポ!」」

悟空が言った。
デンデとミスター・ポポは顔を見合わせてにっこりと笑った。
安堵の笑いであった。

・・・もう、神殿を壊されなくてすむ。
早く帰って・・・。

もはや地上に悟空が思い切り戦える場所はない。
パワーアップにパワーアップを重ね、いまは無敵といえる悟空である。
ひとたび超3にでもなれば、地上のあちこちに突風を巻き起こし、地震を起こす。
世界を救っているのか破滅させているのかよくわからない。
そして、当の本人はその弊害を全くわかっていない。
だからデンデはウーブの卒業試験を神殿で引き受けた。
デンデは地球の神なのだ。

・・その結果。
ミスター・ポポが改造に改造を重ねた特別室も二人の起こす衝撃を抑えきれずに
やはり神殿はがたがたに破壊された。
神様であるデンデにそのことが読めないわけではなかった。
そうだ。
わかってはいたのだ。

・・・・・しかしやはり疲れた。

デンデが漏らす深いため息。

サイヤ人なんて、僕もしかしたら嫌いかもしれない。
ナメック星人の方が穏やかで絶対いい!

神様だから、言葉にこそ出さなかったが、デンデはそう考えてしまった。
まだ神としての修行が足りないらしい。

それを見ていたミスター・ポポが背中を向けたまま答えた。

「まだ、ベジータと悟空、仲悪いから助かる。」

そのとおりだ。
もし気が合ってフュージョンでもされたら、地球はおしまいだ。
悟空の破壊力とベジータの冷酷さ。
考えただけでもぞっとする。
<いや考えたくない。>

「おや?」

急に悟空が声を立てた。
目指す方向になにやら怪しい気が感じられたらしい。
悟空は一人、神殿のはずれに向かった。

見たことのある人影が3つ。
それは見事に年老いたピラフ一味だった。

「おめえ、どっかであったよなあ」

悟空に声をかけられピラフは固まった。
足ががくがく振るえ歯がかちかちなった。

こいつは・・間違いない。
・・・嫌だ、こいつ。
大嫌いだ。

黒い星のドラゴンボールを求めて、ピラフ達3人は神殿に忍び込んでいたのだった。
まだ世界征服をたくらんでいるのか。
ピラフ百まで踊り忘れず。
すでにドラゴンボールは7つ集まり、上空は暗くなってきた。
この異変にきづき、デンデとミスターポポも悟空の下へ集まろうとしていた。

「おめえ、また何か悪いこと考えてんな?」
「え、何のことでしょ♪」

近づく悟空。
もう失禁寸前のピラフ。

・・・こわい!恐ろしすぎる。
もう嫌だ。
・・・そうだ、こいつが子供になれば!
・・勝てるかも!!
<もしかしたら♪>

そう思ったピラフは、声をからして叫んだ!

「神龍お願い!悟空を若い女にして!」

・・・言い間違えた!!
どうも複数の希望が一度にでたようである。
若い女もかなりこのみなピラフだった。
光る稲妻。

神殿の上空にはもう神龍が召喚されており、神龍は低い声でこう答えた。

「たやすいことだ、・・・・承知した。」

突然、悟空の体は光の玉に包まれ、だんだん悟空は小さくなっていった。

「アーーー!!悟空さん!!」

デンデが駆けつけたときすべては終わっていた。





其二、見たくないもの登場




ミスター・ポポはがっくり膝をついた。
見たくないものを見てしまった。
デンデの口は開いたままだった。
神としての彼の理解を超える物体である。

「・・・悟・・空さあん?」

声がひっくり返った。
そこにはもとの姿とは似てもにつかぬ者がいた。
170センチあるかないかの身長に引き締まった細い体。
小さい顔。
可愛い鼻。
まん丸な黒い瞳。
そして、だぶだぶの胴着をまとった細い腰と、丸い胸のふくらみ。

「悟・・空さん?ほんとに?」

デンデが声をかけると、少女は自分に起きたことを確認するように自分自身を見つめた。

「参ったなあ・・・オラ、女になっちまったぞ。」

胴着のあちこちを引っ張っては、中身を確認する。
デンデもミスター・ポポもおそるおそるよってきた。

「これってかなりへんですよ・・・」
「ものすごくへんだ。」

悟空はデンデの顔を見る。

「ま・・・いいか!」

思わずこけそうになるデンデであった。

「よくないでしょう、悟空さん!!」

デンデが顔を赤紫にして叫んだことに
まったく気も払わない御気楽悟空であった。
ミスターポポは目をあけて寝ているらしい。
<気絶とも言う>

「とりあえずさあ、腹減ったからかえるよ。」

女悟空はふわりと飛び上がった。
女になっても戦闘力は変わりがないのかもしれない。

なんだか早く忘れたい・・・。

地上に降りていく女悟空を見送りながら、デンデは思った。

・・あの胴着、もっと帯しめなきゃあ、脱げると思う。

あんなだぶだぶの胴着で動き回れば、そのうち脱げて丸裸になる。
元々裸になるのが好きな悟空さんだ。
絶対気にしないだろう、丸裸で空を飛んでても。
そう考えると、デンデは頭が痛くなってきた。








其三むかつくベジータ


悟空は一路家路に向かっていた。
何年ぶりだろう。
うまい飯にありつける。
それを考えるとるんるんの悟空であった。
しばらくすると西の都が見えてきた。

・・・ベジータ、どうしてっかなあ。

ふと、寄り道をする気になった。
カプセルコーポレーションの建物を確認し、ふわりと降りていく。
勝手知ったる人のうち。
女悟空は、ずかずか中に入っていく。
むこうの廊下から、トランクスがやってきた。

「おす。」
「・・こんにちは・・?」

つられて返事をしたトランクスであった。

「??」

見慣れない少女は、さっさと角をまわって行く。

「・・・え?」

思わず、手にもっていたすべての書類をそのへんにばら撒いたトランクスであった。

「・・・!!!!」


そのころ、ベジータは自分の部屋にいた。
先ほどから、「あの気」を感じて、不機嫌になっていた。
出かけてやろうかと思ったがどうせ瞬間移動で追いついてくる。
どこまで逃げても追いかけてくるのだ。
しつこさ、宇宙一。

・・・この何年か、平和だった。

・・くそったれめ!

ベジータはその瞬間を煮えたぎるような怒りで迎えようとしていた。

・・まず出会い頭にぶったたいてやる!!

ドアの向こうに気を感じた。
ガチャ!!
ベジータはダッシュした。

「くらえ!!!」

頭に蹴りをぶち込むつもりであった。
しかし!
見当をつけたところに悟空はいなかった。

「よう、ベジータ!」

下のほうで声がする。

「うううううわああああああ!!なんなんだーーーー!!!」
「久しぶりだなあ、ベジータ!」
「よ・る・な!!!!!!!!!」

そこにはにっこり笑った、少女の顔があった。
少女はドアを閉めてベジータのほうに近づいてくる。

「お父さん!!何があったんですか?」

廊下の向こうからトランクスの声がした。

「・・・う、なんでもない。」

ベジータは蚊のなくような細い声を出した。
トランクスも、父の部屋の中で異変が起こっているのに気づいていたが、
…ドアをあけるのに戸惑いがあった。

・・・こわいことになっている、たぶん・・・
みたくない。
かかわりたくない・・!

思わず仕事に戻るトランクスであった。
そしてベジータの不機嫌は頂点に達していた。

「貴様・・・その姿はどうした。
今度はどこで、そんな技を覚えやがった。」
「技じゃあねえよう。ちょっといろいろあってな」
「いろいろあって何で女なんだ!!」
「オラにもわかんねえって」
女悟空はからからわらった。

・・・そういう問題なのか?
ベジータには気でこの少女が悟空だと確認できる。
ついでにこのあほ馬鹿男<女>が
自分が女になったことに何の戸惑いも感じていないのも。
正に御気楽の宇宙チャンピオンだ。
馬鹿のきわみといえる。

しかし・・・・?
これが悟空?
ピッコロと、セルと、魔人ブーと、そしてこの俺様と
数々の死闘を繰り広げ、超3まで極めた、永遠のライバル。
この小さい少女が???
女悟空は、ベジータのベッドに座った。
大きさのあわない胴着がぶかぶかで
隙間から形のいい乳房が見えている。

・・・こいつ、俺様を陥れるつもりか?
もしかしたら新手の罠か。
ふははははは!
俺様がこんな手にかかると思うのか!
俺様はベジータだ!!
・・ヤムチャとは地球と、惑星ベジータだ!!
<意味不明>
おろかなりカカロット!!
わはははははは!!
そうはいくものか!!
俺様は誇りたかきサイヤ人の王子だからな、
このくらいの誘惑なんてへとも思わないぞ。
貴様と違って、俺様はストイックなんだ!!
ストイック、貴様にはわからんだろう、
ストライクじゃないぞ、フハハハハハ!!!

ベジータは自分で考えて自分で笑った。
ちょっと我慢できなかったらしい。

「貴様が男だろうが女だろうが、俺様には関係ない。
用がないならさっさと帰れ!!」
「何だよう、ベジ−タァ、
もう何年もあってねえから顔を見にきたんだ。」
「こなくていい!!」
「なあ、久しぶりに、一戦交えようぜ!」

ぶっ!

ベジータは青くなった。
「したくない!!」
「戦おうぜ、なあ?」

・・・あ、そっちね。

一瞬何かを期待してしまったベジータであった。

くそ、俺様としたことが・・・。
こんなわけのわからん女カカロットの何かを期待したなんて。
このプライドの高い俺様が!!!
いや、ちがう。
俺様は、ちょっと考えただけだ。
別に何をしたわけではない。
さすがだ!
若い女の誘惑にも耐える俺様の姿。
うーーーん、美しい。


ここで決めねばならない。
いつまでもバカロットといると俺様まで馬鹿になる。
ベジータはこほんとひとつ咳払いをした。

「き・さ・ま・・!さっさとでていくんだな。」
「エーーなんでだよぉ、せっかく来たのに」
「女に成り下がったてめえなんか俺の敵ではないんだ!
俺様が本気で怒り出す前にき・え・ろ!!」

ベジータの出した右腕が悟空の胸にあたった。
青ざめるベジータ。
さわりたくなかったらしい。
そのとき。
悟空に変化が現れた。

「いやん、ベジ−タァ」

・・・・!!

ベジータはもう気がつかないことにした。
気持ち悪すぎる。

「でていけ!!」

ベジータは思わず悟空を突いた。
思いもかけず、悟空はあっさりよろめいた。
ベッドに倒れこむ。
胴着がずれていろいろ見えている。
あれとかそれとか・・。

「ひどい、ベジ−−タ
・・・・何年もあってないのに、暴力をふるうなんて。」

気持ち悪い・・。

ベジータはこの事実を見ないことにした。

「貴様が帰らないなら俺様がこの部屋を出て行くまでだ。」
「いや!!そんなの嫌よ!行かないでベジータ!!」

・・・いや、行く。

ベジータは抱きつく悟空を跳ね除けた。
悟空は離れまいとベジータの腰にしがみつく。
ベジータはそれをはがそうとむきになって暴れる。
悟空はベジータを全身の力をこめて押し倒す。

女になっても強かった。

・・・・女に負けそうだ・・!

元は悟空と知ってはいてもベジータのうけた衝撃は強かった。
その一瞬の隙を悟空は見逃さなかった・・。

「ほら。やっぱあたしのほうが強いわね。
超3にならなくても、黒髪のままでベジータにかてるわ。」
「バカ野郎!!キモいんだよ、てめえは!!
抱きつくな!!」
ベジータは、悟空と目が合った。
果たして悟空の瞳はうるうると輝きベジータの顔を覗き込んでいる。

嫌だ、こんなの。

ベジータは悲しくなった。
何で悟空とベッドに倒れてなきゃならないんだ。
こんなに絡まって。

ベジータは叫びをあげた!

「はーなーしーやーがーれー!!!」

ついた手のひらが、
悟空の丸くたわわに実ったあそこのふくらみにあたった。

「イヤーーン、ベジータったら!
やっぱりさわりたかったんだぁ。」
「ちーーがーーうーー!!」

その一発に目覚めた悟空であった。
逃げようとするベジータを力いっぱい押さえ込む。
小さくなってもベジータよりは大きい。
長い手足をしっかり使ってベジータの四肢を固定する。
ベジータが、気を発して超2になる。
悟空は笑いながら、超2になる。

「無駄よ、ベジータ。<ハート>
あたしは超3にもなれるのよ。
あんたが超3にならない限りあたしには勝てないわ。」

どんどん女性化する悟空であった。
・・・悔しいがそのとおりだ。
今のままでは俺様は奴には勝てない。
・・強い奴に正々堂々と戦って、負けるのはいい。
強い奴が弱い奴の肉体を傷つける。
戦士とはそういうものだ。

しかし!!
このパターンは嫌だ!

目を潤ませた悟空は、ベジータの体の上にそっとまたがった。
いつのまにか胴着が脱げて、全裸になっている、悟空。

ぶぶっっ!!

明らかに10代の身体だ。
ブルマに悪いが、これはこたえる。

悟空はベジータの胸に自分の乳房を合わせようとしている。

ヤダ。
絶対!

「たすけてくれーー!!!トランクス!!!!!」

カプセルコーポレーションにベジータの叫びが響き渡った・・。









其四さらば誇り高かった戦士達<過去形>



助けに来たのは、チチとブルマであった。

「悟空さ!!!!
いったいなにやってるだ!!」
「ベジータ!!!大丈夫!?」

思わず涙がこぼれそうになる、ベジータであった。

・・・見られた・・・こんな現場を!
俺様としたことが・・

ベジータの心の傷は、多分深い<と思う。>

「あたしなんにもしてないわ」

悟空はとぼける。
ベジータの上に乗ったまま。
それも裸で。
チチとブルマは、目の前が真っ暗になった。

「悟空さ・・・・ほんとに悟空さか?
どうして若い女なんかになっただ・・・。
それはおらへのあてつけか?」

チチはがっくり肩を落とした。

「もうなおんねえのか?」

ブルマは考えていた。

何とかしないと。
このまま悟空が若い女だったら・・・。
ベジータがあぶない!!

目の前の不気味な女よりベジータの貞操を案ずるブルマであった。

「そうよ、ドラゴンボールだわ!!」

ブルマに迷いはない。
男に戻す。


そのとき界王様の声がした。

「だめなんじゃよ・・
黒い星のドラゴンボールでかなえた願いは、
黒い星のドラゴンボールでしかもどせないんじゃ。
そのドラゴンボールはいま全宇宙に散らばっている。
おまけに一年以内に全部集めないと、地球が・・・」

誰も最後まで聞いていなかった。

「そうよ!!探しに行けばいいわ!」

ブルマとチチは同時に叫び飛び上がった。

「エー−−、このままがいい。
だってこれで晴れてあたしベジータの奥さんになれるのに・・♪」
「ならなくていい!!」

悟空にベジータとチチとブルマのパンチが入った。

そして、ベジータは、トランクスに念を送り、
早速宇宙船の準備をするように伝えた。

「こんな星が消えようが、そんなことはどうでもいい。
いっそのことカカロットが2度と戻ってこないように
航路をブラックホールにでも向けといてやれ!」

ベジータの提案は却下された。

4時間後。
いよいよ宇宙船の準備が出来た。
悟飯、悟天、ビーデル、パンもいる。
みんな悟空みたさに集まったらしい。
チチはショックで寝込んでしまった。

ベジータは自室にいた。
もう外にでる気は無かった。
カカロットなど会いたくもない。
ベジータは、さっさとベッドにもぐりこんだ。

・・・今度目覚めたらあの気持ち悪い奴はもう宇宙の果てにいる。
帰ってくるな!!
宇宙のごみと消えやがれ!

思わず、くすっと笑う、ベジータであった。
横たわって目を閉じる。
そのとき、背中側に何かが来た・・。
はっと飛び起きようとするベジータ。
全身鳥肌が立っている。

しまった!
・・・瞬間移動か!!!

ベジータは 何度も起き上がろうとするが、
すごい力で抱きしめられる。
細いけれど凄く力強い腕である。

・・・くそったれ!

顔をベッドに押し付けられ息が止まる。
もがけばもがくほどマットレスに顔が沈む。
不意をつかれて、ベジータは動けなかった。
おまけにシャワーを浴びたばかりだから、全裸だった。
これでは、どうぞ、お好きに・・・の体勢である。
腰だけがうつぶせのままもちあげられる・・!
背中に奴の身体の一部が触れて
とても気持ちが悪い。

「へへへ・・・覚悟はいいな、ベジータ・・・」

「あーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

ベジータ危機一髪!!
男の操が危ない!!


「お父さん!!何やってんですか!!」

無茶苦茶で気持ち悪い二人の気が
悟飯と悟天を呼んだ。
悟天は呆然としているだけだが、
悟飯は思わず吐きそうになった。

・・お父さん・・行くとこまで行きましたね。

いまからでもピッコロの養子になりたい悟飯であった。

・・・たすかった・・・。

ベジータの瞳に涙が潤んでいたのを誰も知らない。

なんと、女悟空は裸にエプロンだけをしていた。
どうしてもお嫁さんになりたかったらしい。

「ちっ!もう少しだったのによ!」

それでもさすがに息子の前では何も出来ない悟空であった。
悟飯と悟天に抱きかかえられて悟空はしょんぼりしていた。

ベジータの血圧は500を超えた。
全身の毛穴が開き湯気のように気が噴出した。
全身を金色に輝かせたベジータは、
全裸のまま犬の子を捨てにいくかのように悟空の首根っこを引っ張り
パンツもはかず宇宙船までどかどか進む。

す・て・る!!

全裸ベジータは、裸エプロンの悟空を宇宙船まで連れて行くと
おもいっきり右足で蹴飛ばし、
中に押し込み込み、バタン!!とドアを閉めた。

もう、航路をめちゃくちゃにしてやる。
貴様なんか宇宙のくそだ!!!
わー−っははは!!!

そして、迷わず、発射スイッチを押した!!

ゴゴゴゴ・・・・・・。

煙が吹き上がる。
地響きとともに宇宙船は浮きあがる。

「あああああーーー!!」

ブルマが叫んだ!

「ベジータ、なんてことを!!」

ベジータは、ふん、とつばを吐いた。

「わははははははは!
ざまあ見ろ、カカロット!!
貴様なんか宇宙のごみだ!!!
もう2度と帰ってくるな!!!
わーっはははは!!!!!」

ベジータは笑った。
悟空の瞬間移動のことは忘れているらしい。

「ベジータのバカ!」

ブルマがさけんだ。

「まだ孫君の荷物つんでなかったのよ。
服どころかいま食べるものもないわよ。」
「それがどうした!俺様は誇り高きサイヤ人の王子だ!
気に入らない奴はすべて消してやる!!
みたか!
トランクス!!
これこそ真の王者だ・・・!って
え・・・トランクス???」

ブルマが叫んだ!
「トランクスがいない!!!」

トランクスは悟空の荷物を運んでいたのだ。
宇宙船の中で・・・。

その後、裸エプロンの女悟空とトランクスがどうなったか誰も知らない。













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2003年2月4日加筆修正いたしました。







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